金融を供与する方式について

クライアントの要請に応じて、ファクターは種々の方式で金融を供与するそうです。金融方法はファクターによって異なるそうです。

ファクターへ譲渡した売掛債権・手形の合計金額の一定割合以内で、ファクターがクライアントに貸し付ける方式が多いそうです。

この場合は、クライアントからファクターへ譲渡された売掛債権・手形の代金請求権および譲渡された売掛債権・手形債権それ自体と貸付金との関係を法律的にどう構成するかの問題が残るそうです。

前払い金融を行うファクターもあるそうです。

これは、ファクターが譲渡を受けた売掛債権・手形の代価の前払いする形でクライアントに金融を供与するもんだそうです。欧米諸国で採用されているもっともオーソドックスなファクタリングの金融方法だそうです。この前払い方式の場合は、ファクタリング手数料というのとは別に、売掛債権・手形の支払期日までの割引料が差し引かれるそうです。

さらに、売掛債権・手形の割引方式により金融を行うファクターもあるそうです。

欧米諸国もこのような例があるそうで、割引方式の場合には、譲渡された売掛債権・手形の代金支払い日は、割引実行日であるそうです。

また債権の額面または手形金額から割引料が差し引かれるそうです。各ファクターの金融形式は、貸付方式、前払い方式、割引方式のいずれか一方式によっているというわけではなくて、貸付前払い、貸付と割引の両方を用意しているそうです。

債権の内容、カスタマーの協力があるかないか、信用度などによって、ファクターがいずれかを選択するということになるそうです。

金融供与の方法がバラエティに富んでいる点が日本のファクタリングの特徴なのだそうです。

売掛債権を譲渡することについて

企業としては、ファクターに台所をすべて見せるということで、積極的なアドバイスを受けて体質の強化を図るべきだそうです。

優良な相手先に対する安全な債権・手形までファクタリング取引の対象にしたくないというのは、ある意味で当然とも言えるそうです。

ただ、不安な債権のリスクヘッジだけをファクターに求めるというのは身勝手のように思えるそうです。クライアントとしては、債権が発生した時点でその都度ファクターへ譲渡する手続きをとっても良いそうですが、小口で比較的に口数の多い債権の場合には、一週間分とか二週間分とかの納品書をまとめt合計額ついて一枚の債権譲渡証書を作成してまとめて譲渡することが多いそうです。

売掛債権を譲渡するときは、クライアントは、原則として、債権譲渡につきカスタマーの承諾をとって、確定日付のある承諾書を添付するべきとなっているそうです。

対抗要件としては確定日付のある債権譲渡で足りるそうですが、何の前触れもなく、突然債権譲渡の通知がカスタマーに舞い込むということになっていては、カスタマーが当惑するかと思います。

そしてクライアントとの間の商取引に支障が生じかねないということになってしまうそうです。そうなる前に、ファクタリング取引についてカスタマーの協力を得ておくことを原則としているのだそうです。

しかし、カスタマーの承諾書の添付をファクタリング取引の必須の前提にしているというわけではなくて、その承諾がない場合でも、ファクタリング取引を行っているのだそうです。

手形の場合にはクライアントは裏書譲渡するそうです。

譲渡を受けた売掛債権・手形について売掛債権台帳・受取手形勘定元帳を作成して、期日管理をするそうです。